アイルランドへ

1995年、 夏。

ついにアイルランドに行こうと決心した。 ちょうど英語版が出たミシュランガイドを買ったりして検討を開始。 8月に休みを取って1週間、アイルランドを旅しようと考えた。 しかし実際に腰を上げて切符の手配を始めたのは当の8月に入ってから。 最初の計画ではフェリーを使い、自分の車でドライブするつもりでいた。 夏のシーズンなら毎日ルアーブルやシェルブールから船が出る。 でも1日に1便なので行ってはみたものの満員で港に置き去りというのも困る。 念のためアイリッシュフェリーのフランス事務所に電話で問い合わせた。 担当のおばさんは 「で、いつの分の予約かしら? え、8月? お―やおや、8月は全部満員よ!」とあきれた声で言う。 夏はみんな南に行くと思っていたが、やはりどこにもヘソ曲がりはいるのだろうか。 ドーバーを渡リイギリスを通っていくことも考えたが、限られた一週間をフルに使いたい。 結局、飛行機でダブリンに行き、後はレンタカーを借りるに限る。 旅行社に電話してエール・リンガスでダブリン往復、週末チケットで購入。 これも週末タリフで利用できる便が限られているのか、帰りは夕方ではなく午後いちの便になってしまった。 しかも出発を1週間後に控え、1500フランのMAXディスカウントは適用されず2000フランとなってしまった。 距離的には倍とはいえ、ロンドン往復の690フランとは随分差がある。